すぐにカッコ良いことをしたくなる無努力な自分へ。
今日は久々にサポートライブをしたかねこです。
以前はよくあったことがちょっと前になくなりそしてまた少しずつ増えてきたかな、という感じです。
さて、ライブが終わった後、今回が初めての共演だった23才のギタリストが関係者にCDを配ってました。僕ももらいました。
スタジオワークや演奏で食べていこう、そう思っているからまずは自分を知ってもらうために名刺がわりに作ったそうです。
ギター演奏が必要な場合、こんなプレイもできるんだ、わかれば仕事を発注することができます。
今の時代にCDを聞くことはないかもしれませんが、すぐに人と繋がれる世の中だからこそ自分はこんな人、とアピールするのはとても大事です。
ということで今回はカッコ悪いことを避けてカッコ良い理想だけを追うことについて対話していきたいと思います。
誰でもカッコ良くなりたい
最年少で東証一部上場、オリコンチャートで一位、テレビで連日人気の、なんて誰でもカッコ良くなりたいです。
カッコよくなることを嫌がることは僕はないです。
服装にしても髪型にしても、仕事にしてもライフスタイルにしてもカッコよくなりたいといつも思っています。
カッコ良いの定義にもよりますが、僕は今より良い方向へいこうと常に思っています。
そんなことを嫌がる人なんていないはず。あえて給料を下げてください、とお願いする人なんてめったにいない。
いるとしたらサシ飲みしたい。理由を聞きたい。
カッコ良くなるためにはカッコ悪いことをする
腹筋をつけたいのに映画を続ける人はいません。腹筋をつけるにはひたすら腹筋に負荷をあたえなければいけません。それも継続的に。
仕事をしたいなら、仕事をくださいと頭を下げ続けなければいけません。
作品を作って、才能を発見してもらい急に世界へなんてことを考えつづけるより、地道に頭を下げ続けたり、関係者に自分をアピールするためにCDを配り続ける、そんな努力が必要だと思います。
自分でYoutube動画を作った、多くの人にみてもらいたいなら見てくださいと直接人に連絡すれば見てくれます。
それをダサくてやりたくないからSNSにさくっと投稿してよし一丁上がり、なんて思うのかもしれません。
自分のライブのチケットを売りたかったら直接買ってくださいとLINEで連絡すればいい。
友人でも何回もお願いすると確かに嫌がられるかもしれないけど、しつこいくらいお願いしたら買ってくれるかもしれない。
すごいダサくて、すごいカッコ悪いことだ。
情けないし、誰にも知られたくない。もしかしたら、こいつしつこいんだけど、ってスクショを晒されるかもしれない。
その弁明なんてダサくてもうみてられないかもしれない。
でもゼロから何かをやろうとする時ってどうしようもない。だからこんなことからすることがそもそもの始まりな気がしている。
SNSで作品発表後一年経過で音沙汰がなければ才能はないと思っている。
それなのに、ついついカッコ良いことから始めてしまう。売れたらどうしよう、とか。売れた時のこと考えて呼ばれやすい名前で、なんて。
特に努力して磨いた技術でもないレベルで何かを急につくり発表、もしかして誰かが僕の才能を発見しちゃうかも、そんなドキドキは最初はあるかもしれない。
これは自分で常に思っている事で、世の中に作品を発表して1年2年立つならもう発見される才能はないと、思った方がいい。
これだけ目につきやすい世の中で一般の人のちょっとした投稿がすぐニュースになりバズる世の中、一年二年前の投稿でバズることはとても少ない印象だ。作品は特に。
良く写真のような絵を書いてバズっている人は多い、あれの一年前Verをみたことがない。
なので僕は作品を投稿して一年立ってもなにも起こらない時は才能がなかったという自分の指標にしている。少なくとも僕はそう思っている。
ずいぶん昔の話だけど、芸能界に入りたい子は原宿の竹下通りを一回歩くだけで良い、という話を聞いたことがある。
スカウトする人が当時はたくさんいて、プロの目でその人を見抜くみたいだ。なのでそこを1往復して何も声がかからないならジャンプアップしてデビューは諦めた方がよい、という話。
とても面白い話でいまだに覚えている。
こんな話に近いような感じで僕はそう思っている。
才能がないとわかったら落ち込むのでなく、才能を磨けばいい
才能がない、だからもうだめだ、ではなくだから地道に積み上げ、自分のアート性や作品を作ってしっかりと出していきどさ回りをする、これが大事と思っている。
才能がないなら努力を積み上げて磨けばいい。それは誰にでもできる。
しかし、時間はかかるし、つらいしダサいしカッコ悪いし、これがどうなるかわからないし、それより幸せをなことは世の中たくさんあるから、そっちにいってしまいそうだ。
ダサいことはしたくない、ダサくてカッコ悪いことより、みんなと同じそこそこがいい、すごく思う。
でもダサいことがやりたいことの未来を作っていくんだよなぁ、そんなことを思いながら今日もこんなダサい記事を書いてしまう。
本当にダサいだけの文才もない文章になってしまう。しかたない、文章の勉強なんてしたことがない、だからここに才能はあるわけはない。
だから自分で学び作っていく、そしてすごいな、と言われるようになる。
それでいい。だからひたすら積み上げる。
ダサいままで終わったとしても。
「ただジャズが好きなだけ」な毎日ジャズピアニストの金子将昭。毎朝6:30〜コーヒーとジャズと演奏生配信。演奏動画にテキスト解説。みてるだけで音楽教養かも。かねこのジャズチャンネル。チャンネル登録よろしくね(✿︎´ ꒳ ` )↓
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毎日ジャズピアニストかねこ