他人に対してではなく、自分に対して頑張る。
以前に自分にあった答えで動こう、みたいな記事を書いたことがあります。
きついギリギリの時は優しい言葉を探す。
例えば、毎日無茶なスケジュールと仕事量を任され、家に帰れない、みたいな状態であとちょっとで何かがプツンときて全てやめてしまいそう、そんな状況なら、頑張らなくていいんだよというメッセージが必要だと思います。
一方で、特に困ってもなくなんとなくやる気ができないやりたいことが進んでいなくてなんだか焦っている時は、むしろ考えることは逃げのような厳しい言葉の方が必要かもしれません。
頑張るということは前者の場合は他人に対して頑張ってしまっていて、後者の場合は自分のことに対していっています。
この二つの頑張るはそもそも大きく意味合いが違います。
頑張るか、頑張らないか、という言葉を捉えてどっちだ、ということで考えてしまうと大事な答えに辿りつきません。
だから自分の行動はどのようになっているかをしっかりと分析することは大事です。
先日も嫌いとざくっと捉えてしまうとやりたいことが含まれているのを見逃すかもしれない、という記事を書きました。
単語で何かを捉えることはとても大変でその先に答えは見つけることは難しいかもしれません。
むしろその中身を考えてその中で分析して何が問題かを捉えるのが大事な気がしてます。
頑張っているのにつらい、という、その頑張りは自分にたいして本当にやっているのかを考えれば前者は全然自分に対して頑張っていません。
やればやるほど、めんどうなことがどんどん入り込んできそうです。
自分のやりたいことに対しはどんどん頑張るべきだと思いますが、他人に対しては頑張らないようにいきる、というのが僕のスタンスで最近の答えです。
この自分に対しては頑張って、他人に対しては頑張らない、ときくとなんだかひどいやつな感じがしますが、単語で捉えない、というところが大事です。
例えば曲を作ってください、と依頼されたら僕は3パターンくらいのデモを提案をいつもします。
とはいえ案件によってはやらなくても成立するな、というものはあります。
でもこっちの方が相手の満足度が上がりそうだな、と思って僕は3パターンくらい提案したりします。
この場合は他人に対して結果頑張っていますが、僕がやりたいから頑張っています。
他人に対しては自分が頑張りたい、と思うような状況を作るのは大事なことだと思っています。
逆に他人にたいして、僕が頑張って欲しいな、と思う場合は他人が頑張りたくなるように考えます。
とはいえ、その辺りはいつもうまくいくとは思わないのですが、基本的にはそんな考えです。
単語でいつも捉えていたせいか、この頑張るか、頑張らないか、の二元論で考えていましたが、そうではなく、他人のために自分を消耗するか、自分のために頑張るか、の二つです。
他人のためにやる場合は、自分がやりたいからやる。
やらないといけない状況になったのなら、その状況の自分を踏まえ、自分の実力はこのレベルだから今はこうなんだ、と捉え、努力を重ね、もっと実力をつけ、今の状況を脱するための行動をするのみ。
何もしてないのに環境だけ急に変わる、そんな魔法を考えない。
宝くじを頑張るより、僕は毎日ハノンを弾こうと思います。
一円にもならないかもしれませんが、僕に基礎力をつけてくれるので、その基礎を使って何を生み出せるか、これを考えていこうと思っています。
明日はライブが2公演ありますが、朝はやっぱり配信と練習をちょっとしようと思います。
できることはただ毎日積み重ねることだけ。
今日のかねこのジャズカフェ配信
「ただジャズが好きなだけ」な毎日ジャズピアニストの金子将昭。毎朝6:30〜コーヒーとジャズと演奏生配信。演奏動画にテキスト解説。みてるだけで音楽教養かも。かねこのジャズチャンネル。チャンネル登録よろしくね(✿︎´ ꒳ ` )↓
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毎日ジャズピアニストかねこ