他人との会話より自分との対話 - かねこせんせーのジャズ日記。

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最近、というか結構前からやっていることに自分との対話、というものがあります。

このブログを書き始めた時も、頭でわかっているけど行動できない自分に対して、言い聞かせようということで自分にむけて書いているのですが、なかなか最初の頃はそのようにかけませんでした。

最近は自分にひたすら言い聞かせるように書いています。そして日々の対話をしていると、自分へわかるようにどうしても会話することになります。

曖昧にしておくと自分に結局返ってこないのでなるべく自分が腹落ちできるように説明をします。

そんなことをしていると、なぜか自分の感覚を言語することがすこしずつ上達していきます。

すると他人と会話する時も相手にたいしてわかりやすく伝える様に話せるようになってきた様な気がするので、今日はそのことについて対話していきたいと思います。

頭でわかっているけど、どうしても行動できないこと、そんなことはあります。そんなことがあると自分に言い聞かせてきました。

それでもなかなかできないのでブログという形で自分に書きながらいうことである種客観的に見れる様にしようと書いています。

なので対話といっても自分への言い聞かせ、という感じかもしれません。自分で気づいたことをそれを言語化して言い聞かせるということです。

日々何かをやっているとある時に、こういうことか、と気づくことがあります。それをすぐに言語化して認知して再構築できるようにします。

気づいたところではまだ行動に移していないので自分のうまみになっていません。だから自分で気づいたことを言語して認知して再構築していけばアウトプットがしやすくなります。

具体的にわからないことが行動につながっていないことが僕がとても多い。だからこのやり方が自分にとっては有効です。

気づいたことをなるべく細かく言語するということはとても重要で、その時の言語化が曖昧だったり、言語化のレトリックを凝ってしまうと、それに満足度を求めてしまい、すっきりしてしまいます。

ピアノの練習をしている時にやっていることで、2つを兼ねないというのがあります。これは何の練習をしているか、というのを一つ決めると、もう一つの練習を重ねない様にする、ことを心がけてます。

例えば指の練習をしているのに、リズムメーターを鳴らす、など。これをすると指の練習に全神経を集中して体の動き、筋肉の使い方、不要な動かしの場所、必要な場所など様々なことを調整して弾くのに、リズムを気にするとこれからの精度が圧倒的に下がります。

僕はマルチタスクがとても苦手なのでやらないようにしています。その代わり連続で切り替えるのはよくやります・・笑。

自分との対話をやっていると、その通りに他人に話す時に、他人と話す時間感覚の中で言葉を選ぶことになります。

この他人との会話をする時と自分が認知する時のプロセスがとてもよく似ています。

何かに気づいたり実感したりすると、それを言語化します。それは長い文章だったり、ある種自分しかわからない感覚表現だったりしますが、それだけでは認知ができない。

なのでより自分で認知しやすい様に言語をシンプルに絞ってまとめていきます。その時の会話が他人にしている会話ととても似ています。

この時の説明くらいの感覚で人に話すととても相手にわかりやすく伝わります。自分で気づいたことを長い文章で言語化している、というのは自分自身の独自の感覚表現や解釈、またはわからない部分が多いので、そこまでを言語化して相手に伝えるのはむしろ意味のないことでは、と思ってきています。

認知しやすいレベルで言葉をまとめて自分で認識して、その言葉からさらに実施する中で細かい部分は感覚で理解、あるいは自分なりの言語表現に置き換える、あるいは感覚表現に置き換える、というのがどちらにしても良いことなのでは、というのが最近のかねこのはやりです。

自分の対話をすると、あまり認識できていなかったところが認識できたりする中で、逆にそれが他人もきっとこうだろうな、そう思うことで接し方、伝え方は変化していく、そんな気がしています。

なので他人との会話より自分との会話がとても大事で、時間を使うべきは他人とのことを考えるより自分のことを全力で考えることなのではないだろうか、と思っている今日この頃です。

「ただジャズが好きなだけ」な毎日ジャズピアニストの金子将昭。毎朝6:30〜コーヒーとジャズと演奏生配信。演奏動画にテキスト解説。みてるだけで音楽教養かも。かねこのジャズチャンネル。チャンネル登録よろしくね(✿︎´ ꒳ ` )↓

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