「損をしないように」という考えが時間をどんどん損させてる説。

ついにフードプロセッサーとキッチンバサミを買ったかねこです。
何かをしようと悩んだり、あるいは何かを買おうと悩んだり、そんなことをする機会が最近は多いかねこでもあります。
今日は「損をしないようによく考えてるつもりがめっちゃ損をしているのでは？」ということをについて対話していきたいと思います。

今日のジャズ配信。普通の曲からジャズは少しずつ変えていく、できるか？。。

以前にもコーヒーミルを買おうとして何週間も悩んでいた気がします。。。

今回フードプロセッサーとキッチンバサミは買うと決めてから1〜2日で買えました。

1番自分にとって良いものを買おうと調べて悩んでいる間は楽しさがある反面、悩みすぎると時間を使いすぎて他のことが出来なくなり、逆に損をすることもあります。

そこで前回の教訓を活かしながら今回は割と早めに決断することができました。

その時に1番自分の決断を早めることができたのは知らない分野のことだから、分からなくて当たり前。ということです。

自分の状況にぴったりなものを値段と機能と物欲を適切に満たしてくれる現時点で自分にとって最高なものが欲しい。

いつもこう考えていました。

ところがコロナでいろんなものを買って新しいことをどんどん始めた結果、それを短期間で繰り返すうちに、そもそもわからないのは当然と思いました。

自分がそれを買ったらどのようにどのように使うか、どのような使い勝手と感じるか、そんなことは経験値がない分野ほど分かりません。

だからそもそも失敗するのは当然だ、という気持ちで臨むことにしました。

例えば自分の欲しい機能一つがある5000円の製品、それ以外にもあったら良いかもな5つの機能15000円、さらにあったら良いかもな5つの機能30000円とラインナップがあったとします。

この段階で一つの機能は欲しいですが、あったら良いかもな、の部分は使ってみないと未知数なので分かりません。

30000円の機能もあると便利だし、ついてればその機能を使うことも考えられます。

しかし、そこまで未来までいくともう考えること自体が悩みを増大させていて、時間とその時間に出来たことの損失が大きくなります。

そこで僕が選択したのは必ず使う5000円。

これによってもし30000円のものが必要と感じれば買えば良い。その時の5000円は無駄ではなく、最初の経験値の獲得の経費。

最初の経験値の経費はかかる。こう考えれば早めに決断すればするほどその経費は安あがることがわかります。

はじめての何かをする場合は手元に何もないのだからそもそも出費はするものです。

消費税よりも大事なのは初めての分野ほど経験値を買うためのコストがかかる、ということを無視して最高のぴったりなものを買おう、という思考こそが最大の損ということがわかりました。

そして、それを防ぐためには自分テンプレートを用意してそのプロセスそって考えるというもの。

(1)欲しい機能がついてる値段が手頃なものを買う。
(2)その経験値で、さらに必要なものがあれば買い換える。

即決で買うことによって悩みの時間ロスのコストを最大限に下げる、ということができそうです。

今回のこの考え方は自分のテンプレートとして何かに迷った時はバイアスに流されず、これに入れ込んで買おうと思います。

というわけでこれから製氷皿を買おうと思います。

それも即決で。

「ただジャズが好きなだけ」な毎日ジャズピアニストの金子将昭。見てるだけで音楽やジャズや文化が詳しくなる動画を投稿しています。
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