かねこせんせーのジャズ日記。

ただジャズが好きなだけなかねこの自分との対話を書き記した日記。

やっぱりWhatよりWho。たけど、Whatがいい。

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今から6〜7年前くらいにVRやオンラインサロンみたいな形になっていくと思うな、そんなことをよく言っていた。そんなことを当時やったバーチャルキャラクターを使った演劇にも取り入れようとしてた。数年前はVR演劇も撮っていた。

周りの人は社交辞令で「なるほど」とは言っていたけど、行動にそんな様子はないところをみると、僕は言ったことは全く相手にされていなかった。

僕も試しでサロンは作ってみたりしたが無名の僕は難航した。そんな周りの人たちはこぞって今はオンラインサロンに入り、VR演劇をやるんです、と、言っている。

客観的に自分を見なければいけない。カメラに写っている自分みたいに。今日はこれに向き合っていきたいと思う。

2014年。
誰でもなんでもできる世の中なった、そう思ったその時期に、コミュニティはこれから大事な拠り所になる。そんなことを思っていた僕は、演劇という形でそれを作ってみたいと思った。VRもはじまっており、それもと入れようとした。

サロンやVR、劇団内通貨経済、そう言ったことをしきりに周りのメンバーに言っていたが、あまり気にしてもらえてなかった。結局はVRは予算が足りず、通貨の話はもう何を言ってるかわかってもらえず、サロンはただの劇団になった。

もちろん公演はバーチャルキャラクターを使ったおそらく世界初の演劇&音楽公演にはなったが、まぁそういった観点から捉えると劇団が普通に公演をしただけにはなった。

https://youtu.be/f27m0lm5jSo


WhatではなくWho
今サロンは集まりの場から拠り所、学びの場などさまざまな役割に進化しようとしている。VRはフォートナイト見ればあらたなSNSとなりアバターにブランドものの服を着せるのにトークンを手に入れるのはきっともうすぐ来るのだろうなと思う。その頃には感情を扱うビジネスはとても伸びている様な気がする。

そんなあの時のことは今は普通になりつつある、そんな今日この頃、やっぱり無名な人がどんなことを言ってもダメだ、そうおもった。理想はWhoではなくWhat、誰が言ったかではなく、何を言ったかで判断できることは理想だ。

しかし現実はそんなことは不可能だ。世の中の全ての人が間違っている、おかしい、そんな方向にいっていて、そんななかマトモなことを言ってもみんなにバカにされるときっと考え方は変わるだろう。アッシュの同調という集団圧力。

誰が言ったかの方が大事。だから変わる
同じことを影響力のある人が言う方が絶対に信じる。だからどんなに自分で何かに気づいても実績や結果を持っていないとダメだ。逆にこれからのことに何かに気づいたとしても、それを得意げに話すだけなら、実績も結果もないなら、むしろそんなことは簡単なことかもしれない。

だからWhoをまず小さい結果でも作らないといけない。思えば今自分がピアノに関して何か発言したとしてもある程度参考にしてもらえるのは、そう言った活動や実績があるから、というのがあるはず。

にも関わらず、自分で良いとかを言っている、と思っていた自分は大変恥ずかしい。誰も無名の人のWhatは聞かない。もちろん、中には自身で情報を判別できるスキルを持っている人もいるが、ごく稀だ。

多くの人に伝えるなら、まずは何か結果を作らないといけない。東大卒、なんてものはそれの最もわかりやすい実績だろうと思う。

Whatで判断できる人少ない
自分で目の前のものが正しいか正しくないか、情報と教養の行動によって判別できる人はどれだけいるだろうか。怪しい商法にも、仲のよい友達がやっていたりすると、その商法を信じてしまう人もいる。

先日仕事仲間から悪気はない形で、僕がとある人材を探していたら、こんなビジネスをやっている人いるよ、とその人は資料をくれた。見てみると完璧なマルチ商法だった。その人はそれに気づいてなかった。その人は友人だったからそのまま信じたのだ。

そのものがどうかより、仲の良い友達は信じてるからやっていることも信じる、という全く訳のわからない繋がりで時には大きな決断をしてしまう。それくらいWhoは強力な説得力を持つんだなぁと思った。

それでも発信する
以前にバンクシーに関する記事を書いた。僕は才能がないとわかっているのにわずこか2%、才能を心の底であると思っているという恥ずかしい記事だ。僕はまだWhatを信じているんだと思う。そんな風に判断してくれる人がきっと多い、と言うことを。

https://note.com/masaakikaneko/n/na97614a262b9


とはいえ、活動をやり始めて色々わかったことがあるが、ここにきてまずは結果を作らないといけない、と感じている。いつまでも「俺は好きなことで試したい、まだ勝負してない」という寒い、逃げ姿勢はやめないといけないと思っている。

自分がWhatを信じているなら、なおさらWhoを目指せすことが大事な気もしている。ちらほら、結果を作るより気の利いた言葉の発信のみをしている人も見かける。創作物なら素敵だが、ただの未来予測を無名な人がされてもなんの説得力もない。

明日結果出ることではないから、結果を出したくない人にとっては未来予測ほど逃げやすい場所はない。行動している人の未来予測は驚くほど理解しやすい。この違いはなんだろうか。新しい問いが出てきた。これはまた今度。

まずはメッセージ
好きなとこをやる、それを活動から滲み出るメッセージにし活動するとしても、好きなことをやってます!だと全く意味がない。好きなことをやるとは宣言することではない。

何かをやっているうちに周りの人が「あの人は楽しそうに活動している、僕もやってみよう」そう思ってもらえる様なことだ。

まずはメッセージをうっすら用意。そしてそれをいきなり芸術的に表現するより、直接表現するより、誰もが普通に興味あることをまずは個性をそこまで反映させずに発信するのも良いのかもしれない。

最近はそんなことを考えている。もちろん個性ゼロにするわけではないのだけど、少しそれを試してみたいと思っている。いつだって改善と変化をする。アートよりな自分は、ビジネスよりに考えるのはどうしても苦手。

弾いてみました動画やストリートピアノをやることはどうしてもできないタイプ。それでも他にもできることはある、そんなことをしてみよう、そんなことを思った、WhatとWhoを考えた今日この頃でした。

「ただジャズが好きなだけ」な毎日ジャズピアニストの金子将昭。毎朝6:30〜コーヒーとジャズと演奏生配信。演奏動画にテキスト解説。みてるだけで音楽教養かも。かねこのジャズチャンネル。チャンネル登録よろしくね(✿︎´ ꒳ ` )↓

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