ジョブスの「人は欲しいものわからない」の意味。イリイスト日記11日目 残り79日
今日もバイアス解除のために三人称で3ヶ月日記を書く11日目。
気付かないうちに一人称なってしまい、いかに客観的にみるのって難しいことを実感している。
というわけで今日も書きます。
「なんとなく」の種火は言語化で「好き」に変わる。#イリイスト日記 10日目残り80日 | ALIS
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レコードプレイヤーを買おうとしたみたいだ。
僕ではない。"彼"がだ。
しかし2万円近くするのと、使う予定が一回なので迷ったみたいだ。
以前の"彼"ならここで1週間くらい悩み続け、時間を無駄にしただろう。
しかし"彼"はわずか30分後にはポチっていた。
悩むことで失う時間やその時間で得られた経験などのことを以前に考えたことが、ここで大きな成果になったといえる。
何より今は必要なければ売ってしまえば良いことも考えているだろう。
中古市場が整備されているから、買うハードルは低くなった。
つまり、悩んで時間や経験を失うよりは買ってしまい、必要なければ売ってしまえばいい。
そういうことのようだ。
一度使ったとは新品と同じ値段は難しいが、2万円なら2〜3千円ダウンして出せば売れるだろう。
が、"彼"はフードプロセッサーを15000円で買って1万で売ってしまっている。5千円は体験代と捉えているのだろう。
そういえば私もコロナ前の飲み会はそれくらい払っていたような気がする。
最近"彼"がハマっている言語化。
これが今回うまく効いたようだ。
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三人称で書くのは難しい。客観的になるのは自分を知るため。
アート教養が大きく取り上げられているのは、アート思考を磨いたりすると、人が何を求めているかわかるから。
答えのない時代に必要なのはそういった能力。
作品は芸術家が何かしらの感覚を形にしたもの。それだけに何かを表現している。
それをみて触れて感じたイメージを言語化するように試みることが大事な何を求めているかを知るトレーニング。
なぜなら人を知ることが大事とは言え、人はその求めているものを言語化しない。
スティーブ・ジョブスは「人は何が欲しいかわかっていない」といっていた。
あれはまさにこれを指しているのだと思う。
彼らは欲しいものを頭にぼんやりあるが認知していない。言語化できていない。
だからこそそれをこちらが言語化して製品化する。それが問題を作り答えを出すということ、だと僕は認知している。
そんなことから、最近の音楽の教科書はとても中身が良いと思った。
きちんとそれらのアート思考なトレーニングができるようになっている。しかも小学6年生で。
それで最近の朝の配信はそれをつかってかねこジャズせんせのアート授業になっている。
そしてちょっとネットで合唱したりもしてる。これが結構楽しい。コロナで引きこもりになり、社会への帰属感が薄まる中、合唱という誰でも簡単にできるプロジェクトに参加するのは、楽しさを増やしてくれる。
今、たりないものこういった誰にでもわかりやすく楽しくイメージを言語化することなのではないだろうか、そんなことを考えて配信している今日この頃です。
最近のジャズカフェの特集は「小学6年の音楽の教科書」。ラバーズコンチェルトで音楽の聴き方を学ぶ。
「ただジャズが好きなだけ」な毎日ジャズピアニストの金子将昭。見てるだけで音楽やジャズや文化が詳しくなる動画を投稿しています。
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毎日ジャズピアニストかねこ