人に教えるだけなら、それができなくてもできてしまう。
ペヤング大盛りを食べて、お腹いっぱいすぎてもう二度と食べないと思って何度目か、また食べてしまう魅力的なペヤングに今日もやられたかねこです。
さてさて、僕は自分ではまったく行なっていないのに、人にはあたかも正しいようなまっとうなことをつい悟ったようにいってしまうことがあります。
こんなことを他人に言ってしまうのは自分にとってどんな意味があるのか、いつも理解に苦しみます。
そんな切ない承認欲求をまとう自分をださいとおもいつつ今日はこれについて対話していきたいと思います。
こうやると上手くなりますよ。
例えばピアノの練習でいうならば、フィードバックを行い、苦手項目を洗い出し、それを計画的に練習することで1万時間よりはるかに短い時間で習得することが可能といわれてます。
これは1万時間の法則の根拠になった研究をしたアンダース・エリクソン氏が言っている事です。(ちなみに1万時間の法則を言った人はこの人ではありません。本人は否定しています。)
実際、僕は毎日の練習で苦手なハノンの番号に印をつけてさらに苦手の指をアクセントをつけて弾くなどをしています。
これは実際にやみくもで練習するより、苦手項目を狙って練習する方が上手くなるスピードが速いの感覚的にも実感としてもあります。
この件に関しては今後は実際に誰かに伝えたとしても自分の体験談としていえるのですが、昔はまったくこれをやってないのに、計画的にやるべきだよ、と悟ったようにいっていた自分がありました。
今振り返るとどんなにおしゃれをしていてもダサい当時の僕ですが、なぜそれをいえたのか疑問です。
どこかで自分はしっかりやっているまともな人、という認識を主観で思っていたのかもしれません。
しかし客観的に僕を見てみれば、何も成功していない売れないピアニストであることは間違いありません。
昔はもっと売れていないピアニストであったのだからなんとカッコ悪いことだったのだろう、と思います。
詐欺と真実の間の人
自分の体験した事以外をあたかも自分がやったことのようにちらほら話す人がリアルでもいます。
自分のこうした体験もあってそれがセンサーのようにわかることがあります。そして意地悪な僕はそこに積極的に突っ込んでいくこともしたりします。。
自分の体験した事でもないことをあたかも自分がやったことのように推測して話すことはただの詐欺だな、と思うことがあります。
例えば流行りのサービスがあって使ってないのにも関わらず、「あれ良いよ、使うべきだ」と行ってる人。なかなかのプチ詐欺表現だなと。
もちろんそんな表現は日常にありふれているので罰せられることはないですが、体験したからか、気になってしまいます。
詐欺は人に気づかれないようにその行為を遂行することとするなら、プチ詐欺は詐欺師と思われないのでもしかしたら詐欺師の中の本当の詐欺師かもしれません。
詐欺師と真実の間に存在する、ある種芸術的な感じすらしてしまいます。量子力学では存在する消えたり合わられたりするあの物質なのでしょうか。
ゼロベースで考える
その人のためにいっている、ということを考えたこともありました。
自分は使ってないけど、有名になっているというそのサービスの情報やニュースは知っている、だから興味を持っている人の後押しをしているのだ、だからプチ詐欺ではない。
これは答えありきのプロセスの構築で良くない考え方だとすぐに捨てました。
ハンコを残そう。この答えからプロセスを構築していけばそれはハンコが必要な良い点がいっぱいでてきます。
しかしやはりゼロベースで考えないといけないと思っています。
そうなると、ハンコを押さなくても良い、という制度を入れてた方がやはり良いのです。
興味を持っている人の後押しをしている仕事をしているなら、転職活動支援とか、そういったことならもしかしたら良いのかもしれない。
でも正直いってその時の僕はもっと売れないピアニストだったので、なんかすごいと思われたい、という欲求が強かったと思うしかないのです。
ダサい自分をフィードバック、修正
このダサい自分と認知して徹底的にダメな項目として書き出してそしてフィードバックを行い修正していく。
そう、きっと自分自身もこうやって毎日修正していくもんなんだろうな、そんな風に感じています。
いつから自分は完成されていると思ったんだろう。
今日はやりたくない、やらなくてもいい、そんな風に考えるようになったのだろう。
ダサい自分を受けれていフィードバックをしてそれを修正していく。
それができていないのならやはり、「苦手な自分から逃げるんじゃない!しっかりと向き合って解決するんだ!」なんて言えないなぁ。。
そんなこと思っています。
こう言った言葉を人にいうのは本当に簡単でどれだけでも出てきます。
ピアノが弾けなくても人に教えることができるのと同じように、ググった情報で人に教えることができてしまう。
しかし、大事なのは自分で答えを出すこと。答えのあるものはググっても出てきますが、僕は将来何になったら良いか、なんて答えはでてこない。
それを自分で考えられるようにする答えはない。できるのはサポートのみ。
それでも人に何かをいって影響を与えたいならやるしかない。
やったことによって出てくる熱量や結果、実績でなるほど、と思わせるしかない。
そういったことをみて、自分はやろう、そう思う時もある。
ソウル歌手として超有名なマービン・ゲイ。彼は売れる前にセッションミュージシャンをやっていて週5000円くらいで演奏していたらしい。
そんなことをやっていたんだなと思うと自分もやらなきゃと思ったります。
きっとそんなことでしか人は動かないのかもしれない、というのは言い過ぎか。
しかしその人が今圧倒的にやっていることはきっと誰かにとって勇気になったりする、僕は割とそんな絵本みたいなことを信じていたりする。
「ただジャズが好きなだけ」な毎日ジャズピアニストの金子将昭。毎朝6:30〜コーヒーとジャズと演奏生配信。演奏動画にテキスト解説。みてるだけで音楽教養かも。かねこのジャズチャンネル。チャンネル登録よろしくね(✿︎´ ꒳ ` )↓
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毎日ジャズピアニストかねこ